ムンテラ

お医者さんなら誰でも知っている言葉だそうですが…。

ムント・テラピイの略

ドイツ語でムントが口、テラピイが治療。
口先ひとつで治療すること。

医学的根拠もないことを適当に言って患者を言いくるめてしまうこと。

ムントテラピイ自体は悪い意味だが、よいムンテラもある、という見方もある。

 

阿刀田高氏は、著書『アイデアを捜せ』(第八話 知識のかけら)に「私は図書館員になるより先に二年間ほど結核患者をやっていたから、身に染みて療養生活をよく知っていた。略語としてのムンテラはわるい意味かもしれないが、医師が患者の心理を見抜いていたわってくれることは、りっぱな治療のうちではあるまいか。日本の医療現場にはムントによるテラピイが少なすぎるのではないかとさえ思った」と書いている。

 

時には気休め、手抜き、てきとう、ドラマとしては偽医者やプラシーボ効果などと絡められそう。